Loading...

お知らせ

  • 【全国旅行支援】の手続きについて ’22.10.09更新

    2022/10/07

    10月11日(火)から全国旅行支援が始まります(ました)。GoToトラベルと異なり、全国と名はつくものの都道府県単位での実施が特徴で、コロナの感染拡大に対して柔軟に運用停止が出来るように考えられた制度なのかなと思います。菅前総理の実績がようやく実を結びます。贅沢を言えば、各県ごとに異なる部分が多く、お迎えする私たち観光産業側からすると煩雑なことを地方に押し付けたような気もしますが、これをチャンスと捉え、地方分権の第一歩、今後地方が柔軟に色々な事業を行う一歩目にすることで、肝心の予算もバッチリ地方に権限移譲してもらってドンドン旅行してくれる人を増やしていけることを夢見たいと思います。✌

    と、こむずかしい出だしとなりましたが、皆様こんにちは。旅がしやすくなります(ました)。喜ばしいことです!パチパチパチ👏

    さて、お問い合わせの多かった全国割の手続きについてです。

    10月11日以降の宿泊予約に関して既にいただいている当館直接・当館HPを通じたご予約の手続きは、STAYNAVI(全国旅行支援はお得な宿泊施設公式予約で! STAYNAVI)というサイトでご自身での周遊クーポン発行のための届け出が可能となります。加えて、当日の割引についても以下の書類確認が必要となります。なお、手続きはご来館当日チェックイン時(14時以降)にお伺いいたします。

    【*じゃらん、楽天トラベル、るるぶトラベル、一休.comなどネットの旅行会社よりご予約の場合は、各社で対応が異なりますので、ご自身の予約情報を確認いただくか、各社にお問い合わせください。】

     

    =手続き時、必要書類=

    ① 【提示】本人、居住地が確認できる書類の提示・確認(宿泊者全員分)

    ②【提示】「3回のワクチン接種歴」または「検査結果の陰性の確認」の提示・確認(保護者同伴の12歳未満は接種歴等不要)

    ※ 検査結果の有効期限:・PCR検査・抗原定量検査は検査日+3日間/・抗原定性検査は検査日+1日間

    ※ 滋賀県での宿泊施設を変更した場合の連泊や府県またぎの周遊の場合は、1泊目で証明ができれば2泊目以降の有効期限は不問ですので、チェックイン時に行程表や宿の領収書など初泊でない証明書の提示をお願いします。

    ③《提出》必要事項が記入された「宿泊者確認書(doc1_1665199960.pdf (newomi.co.jp))」

    ④《提出》STAYNAVI(全国旅行支援はお得な宿泊施設公式予約で! STAYNAVI)で発行された周遊クーポン受取のための書類

     

    =手続きの流れ=

    ①【ご出発前】STAYNAVIへの予約情報登録とクーポン発行のための手続き および 宿泊確認書の印刷と記入 ⇒ ②【ご来館】検温・体調確認 ⇒ ③必要書類の提示と「宿泊者確認書」、「STAYNAVI発行のクーポン受取書」の提出 ⇒ ④周遊クーポン受取り ⇒ ⑤お部屋でのチェックイン手続き

    *インターネットでの手続きが出来ない、印刷するための機器が自宅にないなど、お困りの際は気軽にご相談ください。

     

    さらに詳しい情報は、下記ページをご確認ください。

    全国版今こそ滋賀を旅しよう! (imakoso-shiga.jp)

     

    話は変わって。

    前回、宿泊料金の改定を先送りする代わりに献立内容を一部見直す旨のご案内をしたところ、詐欺行為だという非常に厳しいお声を頂戴しました。少し悲しい気持ちです。決してだます目的はなく、いつもご利用くださるご常連の皆様に「なんか少し献立が変わったね。」との思いを抱かせないように、と事前にご案内したものです。コロナ禍を経て、物の値段がドンドン上昇する中、働く方の絶対数も減少し、宿泊や飲食関連の私たちは岐路に立っています。また、旅行割もいつまでも続くわけではなく、どこかで元の値段に戻さなければなりません。加えて、世界的に物価の安い国として認知されている日本の観光ですが、将来に向かって力強いものにしていかなければなりません。そこで、絶えずお客様のことを考えながら適正な価格をご案内してきたつもりですが、どこかで現実に即した判断をしなければなりませんし、未来への投資も進めなくてはなりません。そうやって色々と考えた時、早晩やってくる価格改定は避けられないものと思います。それまでの苦肉の策として、ご案内した献立調整。どうかご理解賜れれば幸いです。

     

    いずれにしても、秋の行楽シーズンに向けて、わくわくお得な環境が整います。湖南、湖西、湖東、湖北、そして甲賀と魅力あふれる滋賀県に、ぜひおでかけください。皆様のご予約を心よりお待ちしております。

    全国旅行支援バナー

  • 【献立内容変更のご案内とお願い】

    2022/09/15

    夏の終わりが見えない2022年。秋の気配はあるもののなかなか秋にはなりきらず、夜にようやく一息つけるという日が続いています。

    こんにちは。県民割の延長、全国旅行割開始前の足踏みと観光業界にとっては一喜一憂が続きます。でも、食欲の秋はもう目の前です。11月も中旬を過ぎれば鴨が解禁となります。冬に向け、生物の本能を頼りに食べることを楽しみにして、コロナ予防の免疫力アップのためにも毎日おいしい食事を精一杯食べるように心がけたいと思います。

    さて、そんな時にこんなお願いは非常に心苦しいのですが、事前に皆様にお伝えしなければと思い掲示板を活用させていただきます。

    ご存じの通り、色々なモノの値段が上がっております。値上げラッシュの秋がやってきます。当館でも、色々と議論の結果、お食事を工夫することで、値段を上げることを先延ばしにという結論に至りました。正直申し上げて、年が変わり春ごろには価格改定のお願いをさせていただくことになろうかと思います。ただ、なんでもかんでも上がってばかりでは身も心もさみしい感じがします。他方、踏ん張って頑張ってと言えない状況にもなってきております。どっちやねん!とお叱りの声をいただきそうですが、こればかりは、政治を批判しても技術革新の遅さを批判してもやるかたなく。それをそのまま皆様に転嫁というのも違う気がします。

    中庸。折衷案。なにとぞご理解賜りますようお願いいたします。

    ということで、旅館紅鮎では10月1日より物価上昇に伴う宿泊価格上げを避けるため、お食事の内容を見直させていただきます。ご批判の向き、遠慮なくお申し付けください。皆様の声を今後の方針に反映させていただきます。毎度毎度になりますが、皆様と共に変化し、悩み、歩む宿でありたいと思います。来年は全館の改装も視野に、日本の伝統文化でもある旅館として引き続き皆様を笑顔でお迎えできる宿として生き残る道を探してまいります。

    あ、余談です。

    11月から海外のお客様のご予約が増えてきました。複雑です。世の中をにぎわしたウクライナ情勢は大きく変化してきました。ミャンマーは過激な方針が続き、香港の民主主義は風前の灯火です。なんでだろう。何が原因だろう。誰が悪いんだろうと考えても尽きぬ悩みです。日本という平和な社会に生まれたことに感謝するとともに、今一度コロナ後を皆様と共に考えたいと思います。一人一人が出来ること。旅館紅鮎はウクライナを応援します。ミャンマーの民主主義を応援します。そして、香港のことも忘れません。

     

  • 【県民割】滋賀旅延長決まりました。

    2022/08/27

    こんにちは。今年は、木之本地蔵の大縁日が、出店の件数制限はあったものの、これまで通りの規模で開催されました。最終日25日の花火は、例年よりも長めに上がったような、いつも通りだったような。早くコロナが終われ!という思いのせいで長く感じただけなのでしょうか。

    さて、滋賀県民割の延長が決まりました。パチパチパチ👏 コロナ陽性者全数把握は都道府県判断にとなり、県民割(旅行需要喚起施策)も各県判断。今の政府が自分たちの責任の下で何にも決められないんだと、すごくよく分かる決定になった気がします。とはいえ、ガッカリしながらも、これからは地方の時代になるのかなと嬉しくもあり、あとは財源を地方に任せてくだされば、ドンドン地域の想いの沿った未来志向なこれからを考えられる気がします。

    とにもかくにも、県民割が9月30日(金)のご宿泊まで延長となりました。9月1日(木)宿泊分~は、滋賀県独自の振興策である周遊クーポンの2,000円分増額が加わります。県内を楽しく、よりお得に回っていただけることになります。これは、滋賀県民割が連動する岐阜、福井、奈良、和歌山、京都、兵庫、三重にはない特典ですので、ぜひぜひご利用ください。今までの2,000円分クーポンだと、竹生島に行くには追加出費が必要でしたが、これで超お得に出かけることができるばかりか、差額で賤ケ岳リフトにも乗れてしまいます!湖北を満喫!( ´艸`)

    写真は米原市醒ヶ井宿の梅花藻です。そろそろ終わりを迎えます。朝夕の暑さも、夏真っ盛りほどではなくなってきましたので、少ししのぎやすくなった9月だからこそ、リラックスに水辺でののんびりをお勧めします。湖畔の紅鮎で、いつも通り皆様をお待ちしております。

    「今こそ滋賀を旅しよう !第6弾」(滋賀県民+指定府県民限定)宿泊補助割引+しが周遊クーポン!宿泊プラン | 滋賀県の魅力を特集記事でご紹介 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる! (biwako-visitors.jp)

    梅花藻_醒ヶ井

    野鳥センターフォトコンテストの過去の入賞作です。

  • 【お願い】コロナ下でのキャンセルについて

    2022/08/10

    こんばんは。

    明日、8月11日、やっと北陸への交通が復活します。これで残る不通区間は北陸自動車道下り線「敦賀~今庄」間(再開時期未定)のみとなります。復旧に関わられた多くの皆様のご尽力に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。また、大雨の際にご心配下さったん皆様も本当にありがとございました。あの後、びわ湖の西岸には、それこそ多くの流木が流れ着き、竹生島への船は流木で港に入れないなど、自然の猛威が及ぼした被害がまだ終わっていないことに驚かされる毎日です。

    さて、コロナ陽性者が増加の一途をたどっています。本日も、コロナかもしれないとことで、直前予約キャンセルの連絡を複数頂戴しました。ただ、お電話いただく中にはキャンセル事由に対して「?」なご連絡も多く、キャンセル料を全て免除させていただくのは悩ましい事例が増えております。「日を変えるだけだから良いだろう!」、「コロナかもしれないのに行っていいのか?」、「こっちはコロナで大変なのに、まだ儲けるつもりか!」 キャンセルのお申し出には、正直なところ、心無い物言いでご連絡いただく方がおられ、電話を受けるスタッフも困惑することが増えております。

    ついては、コロナ下でのキャンセルについて、当館の方針をご案内いたします。

    キャンセル料が発生する期間内における発熱や倦怠感を理由にしたご予約の取消しについて、大変恐縮ですが【一旦キャンセル料として規定の金額を請求させていただきます。】あらかじめご了承くださいませ。理由は、現在頂戴している予約のお日にちにおいて、宿泊をお断りしている他のお客様がいらっしゃるからです。もちろん、ご連絡いただく皆様はなりたくてコロナになった訳ではないとの事情、十分に理解いたしております。しかし、コロナが全ての免罪符になろうとしてしまっている現状を踏まえ、次回ご宿泊の際、お支払いいただいたキャンセル料の中から食材等の経費を差し引いた金額を清算時にお戻しするという対応にて、ご理解賜れればと存じます。

    コロナは人の行動を大きく変容させましたが、それ以上に人の気持ちを大きく変容させました。

    私たち宿屋は、その日のその部屋とお料理を、次の日に別の方にお譲りできる商いではありません。ご旅行される皆さまが、コロナ下でもせっかくの機会にと楽しみにお出かけになる時間を出来る限り豊かにするべく、毎日懸命に準備をしております。スタッフ本人やその家族に陽性者・濃厚接触者が出る中でも、皆で手を取り合い、少しでもお客様にご迷惑をおかけしないようにと毎日の運営を続けております。なにとぞ色々な事情をお含みいただき、「体調快復後に仕切り直して出かけよう!」と、ご寛容いただければ幸いです。

    末筆となりますが、他の地域でも頻発する自然災害が少しでも軽微で済みますこと、世界中を混乱に巻き込むロシア始めた戦争が少しでも早く終わりますことを心より願いつつ、明日も明後日も、そのまた次の日も、精一杯の笑顔と元気で皆様をお迎えできる宿として頑張っていければと思います。ご予約、ご宿泊、またお気遣い誠にありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

    月夜の港

    野鳥センターのフォトコンテスト入賞作です。

  • 【大雨】長浜北部・その後の状況をご報告

    2022/08/06

    こんにちは。

    先日5日の大雨は本当に凄まじい降り方でした。特に山間部での大雨が大きな被害を及ぼしました。特に被害の大きかった余呉、木之本、高月地区で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

    姉川、高時川は普段は水無川で、特に夏場は石ころだらけの川底を見せていますが、ひとたび大雨が降ると今回のような濁流と化します。堤防の整備、護岸の整備等これまでも進めてこられましたが、まさか今回のような量の雨がいっぺんに降ろうとは夢にも思っていなかったのではないでしょうか。防水・防災と防ぐことだけに心血を注いできた公共事業ですが、こんなにも今までの日本では起こらなかった気象状況が頻繁に繰り返されると、自然に対する考え方を大きく転換する必要があるのかもしれません。それこそ、コロナ、猛暑、ロシアが戦争により引き起こした世界での経済災害を踏まえ、真剣に人に投資する時期に来ているのかもしれません。減災から始める自然との上手な付き合い方と私たちの暮らしの関係性を考えながら。

    あらら。今回の案内は主義主張をしたかったわけではありません。おかげさまで、旅館周辺はなんの被害もなく、平穏無事に営業を続けさせていただいております。ただ、北陸方面への交通は完全に寸断され、福井県の敦賀市までは往来できるものの、以北はJRも高速も国道も本日(8月6日)現在、不通の状態です。情報では、国道が7日に仮復旧すると聞いておりますが、鉄道も高速も、回復までにはしばらく時間がかかりそうです。ついては、北陸方面から当館を目指してお出かけのお客様は、遠回りにはなりますが、富山県高岡市付近より南下する東海北陸自動車道をご利用いただき、名神、北陸道を経てお越しくださることをお勧めします。鉄道のお客様も同様に、高山線経由で岐阜に出ていただき、東海道線で米原、北陸線で「高月」へとお越しくださいますようお願いいたします。ご不明点、心配事は遠慮なく当館(0749-79-0315)までお問い合わせくださいませ。交通網の回復は8月10日ごろと言われておりますので、北陸方面から滋賀県へのご旅行をお悩みの方はキャンセル料のかからない内にお決めになられるのがよろしいかと思います。

    それにしても、想定外が増えてきました。東日本大震災の福島原発爆発事故で想定外の多用がありましたが、それこそ近年は天候や地震、戦争と、いままでの想像を超える出来事が多発しています。コロナに至っては、検査の充実で陽性者が続出し、社会の機能がマヒしてさえいます。非常に不謹慎ですが、もしかすると「ちょっと立ち止まって」、そんなシグナルが自然界から発せられているのかもしれません。毎日の奥びわ湖の景色を見ていると、本当に人間の存在のちっぽけさを感じます。

    どこにいても災害は起こりえます。どんなに気を付けていてもコロナ感染は起こりえます。だからこそ、毎日を丁寧にしっかりと暮らしていきたいものです。心の平静を維持するためにも、ぜひ旅にお出かけください。こんな画像と共にご案内するにはちょっと不謹慎かとも思えますが、被災された方へのお見舞い、旅館の無事のご報告と夏の旅へのお誘いでした。本当に色々なことが起こりますが、しっかり食べて、たくさん寝て、リラックスすることも忘れず、お身体にはくれぐれもご自愛ください。

    高時川

  • 【男性露天風呂用ポンプ入荷!!!23日~解消】

    2022/07/15

    こんばんは。朗報です!ほっと一安心です!ご迷惑をおかけしていた男性大浴場の露天風呂に温泉を揚げるポンプが入荷します!これまで男性のお客様にはお詫びに入浴剤を差し上げてまいりましたが、19日の宿泊をもって終了いたします。大変、大変ご不便とご迷惑をおかけいたしました。m(__)m

     

    【男性大浴場露天風呂再開】2022年7月23日(土)宿泊 ~

    【休館日】2022年7月20日(水)、21日(木)22日(金)

     

    それにしても、まさかまさかでこんなところに影響が出るとは思ってもみませんでした。いつもあるものがない。気づかない間に、日本はこんなにも産業の空洞化が進んでしまっているのですね。「より良いものをより安く」をモットーに頑張ってきた私たち日本人。そろそろ価値の転換をしていく時期に来ているのかもしれません。良いものは高い。人にもお金がかかる。困ったときはお互い様、良かった時にはお陰様。なんだかコロナは本当に色々なことを私たちに教えてくれます。

    ということで、近くの湖畔でハスが見頃です。視線の奥には竹生島。ちょっと湿気が多い毎日ですが、時折湖面に吹く風に揺れるハスの花や葉に、夏の訪れを感じます。「ハスは泥より出でて泥に染まらず」と言います。コロナを経て、自分が正しい、人のことはどうでもいいという風潮が広まる中でも、お互いを思いやり尊重し合えるお客様の集ってくださる宿でありたいと心より願います。

    このたびは本当にご迷惑をおかけしました。お待たせいたしました。23日~とはなりますが、露天風呂からの眺望をぜひお楽しみくださいませ。 :)

     

    追伸;2度目のウクライナ支援を、ユニセフへの寄付を通じて行いました。謹んでご報告いたします。ロシアは一刻も早く他国への軍事侵攻を止めてほしいです。

  • 【大浴場露天風呂について。その後のこと。】

    2022/06/20

    こんにちは。今日はお知らせがあります。後半は雑感を少々。それにしても久しぶりの投稿となりました。お元気ですか?

    【男性大浴場に関するお詫び】

    男性大浴場の露天風呂がしばらくの間、ご利用いただけなくなります。申し訳ございません。

    数週間前の整備の日に男性大浴場露天用の揚水ポンプが異常を来しました。そろそろ交換だなと思って手配依頼をと思ったのがつい先日。あっという間に異音を出し始めたかと思うと、あっという間に動かなくなってしまいました。普段ならサッと代替品の入荷があってパッと直せるポンプなのですが、なんと半導体不足の影響がここにも。ただの揚水ポンプ(というと聞こえが悪いですね。もちろん大事な大事な機械の一部です。)でさえも、どんなに急いでも入荷に1か月かかるということす。当面の間、男性大浴場の露天風呂がお使いいただけません。入荷次第すぐに修理をいたします。それまでの間は各部屋の露天風呂で尾上温泉の湯をお楽しみください。男性のお客様には大変申し訳ありませんが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

    【その後】

    プーチン大統領とロシア軍の残虐な戦争行為をどうやったら止められるのか、今でも悩んでいます。

    2月24日のロシア軍によるウクライナ侵攻の2日後、ロシア人とベラルーシ人の宿泊拒否を表明しました。4月に入り、中日新聞様より人種差別だとご指摘いただき、県当局から宿泊拒否是正の行政指導を受けました。今思っても、プーチン大統領に非はあれどロシア国民一人ひとりに罪はないと気づけなかったこと、安易に拒否を表明してしまったことに対して深く反省しています。申し訳ありませんでした。ただ残念ながら、行政指導以降も戦争はまったく終わる気配を見せず、ウクライナでの戦争のマスコミでの扱いはマンネリ化し、「ペンは剣よりも強し」という言葉はすっかりと影を潜めてしまいました。主権国家が自分の理屈で別の主権国家に侵攻し、そこの国民を殺すことを世界中が止められない現実。あの後、旅館としてウクライナ支援の寄付を行いました。ウクライナの子供たちの未来を考えるとき、今後も定期的に支援を続けていかなければと考えています。騒動のさなか、ロシアを擁護する方から過去のアメリカの侵攻に対する非難や欧米社会の意見しか聞かない日本のことを教えていただきました。そしてあの後、色々いっぱい考えるのですが、過去のことや民族のこと、世界情勢のこと、どんなことを踏まえても、今回ロシアが行っている侵攻は、いわば「人の家に土足で上がって自分の持ち物にする」という行為で、正当化できません。そしてその結果、コロナ禍の経済停滞と相まって、ボイラー部品の流通が滞るという事態が起こっています。戦争が原因じゃない、供給国のロックダウンの影響だなどなど色々な意見がありますが、やっぱりどうして、人を殺める戦争行為は「悪」以外の何物でもなく、少なからず世界に影響を及ぼしていることは否定できません。コロナウィルスとは共存せざるを得ないけれど、戦争とは共存したくありません。早く心の底から楽しんで旅行が出来る日が戻ってきてほしいです。ポンプが直るころには戦争が終わってくれていますように。

    徐々にですが、発信を元に戻していこうと思います。引き続き「旅館紅鮎」をよろしくお願いいたします。

    大浴露天風呂(女性)

    眺望抜群の露天風呂です。

  • 【旅館紅鮎の思いと今後の活動】

    2022/04/16

     このたびは、当社公式ホームページにて「ロシア人、ベラルーシ人への宿泊受け入れ停止」を表明した件につきまして、たくさんの皆様にご迷惑とご心痛をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。

     旅館業を営むものとして、いかなる理由があろうとも旅館業法に定められた規定を遵守すべきであることを再認識する出来事となりました。 しかしながら当社としましては、2022年2月24日に始まったロシアのウクライナへの「軍事侵攻」は断じて許されるべきでないという立場を崩しておりません。 私どもがその一端を担う観光業は平和の上に成立していることもあり、国際平和を希求する思いは日に日に強くなるばかりです。

     今回の件で当館へと寄せられた一連のご意見などを集約し、あらためて「私たちが今できること」を熟考した結果、売り上げの一部を公益財団法人 日本ユニセフ協会を通じてウクライナの支援に寄付することといたしました。加えてフロントに募金箱を設置し、来館いただいたお客様からも寄付を募りたいと考えております。

     今回の旅館業法違反についての報道に際し、寛容にもアドバイスを下さった皆様、厳しいお叱りの言葉をくださった皆様、そして何よりも平和を求めて悩みメール等の声を届けてくださった皆様に心より感謝申し上げます。 ありがとうございます。

     湖岸では「のうるし」が時期を迎えております。花言葉は「控えめ」。何事も地道に一つ一つ前に進めていきたいと思います。今後とも「旅館紅鮎」をどうぞよろしくお願いいたします。

     旅館紅鮎 店主敬白

    湖岸ののうるし
    春の風物詩です。
  • 【ロシア・ベラルーシ人宿泊受け入れ再開】

    2022/04/11

    こんにちは。桜が満開です、とか、県民割が始まりますというにぎやかな話題をご案内する時期ですが、前回刺激的なメッセージを掲載したせいか、中日新聞・長浜支局様より取材を受けました。今回の宣言掲載取り下げや色々な気づきがありましたので、経緯含め皆様にご説明申し上げます。

    今回受けた取材は掲示板に掲載した内容に関する聞き取りと、ロシア人・ベラルーシ人の宿泊拒否を宣言することが旅館業法に違反するのではないかというご指摘でした。取材を受ける中でお答えしたのは、掲載した経緯(私がユーゴ内戦があった土地で以前働いており戦争の悲惨さを身をもって感じてきたこと、今回のロシアの行動は戦争犯罪当たること、ロシアの指導者を止めるのはロシアの国民でしかなくロシア国民に具体的な不利益が及ばなければ国家を変える行動につながらないであろうこと等)をお話ししました。その後、記者さんより弊社を監督する長浜保健所に対し今回の件が法令違反に当たるのではないかという指摘が入り、即日(4月11日)に滋賀県・長浜保健所より、「旅館紅鮎の宣言は旅館業法違反に当たるので対応を是正をしてください」と行政指導を受けました。そこで、掲載文を削除することにいたしました。ご迷惑をおかけした皆様に深くお詫び申し上げます。また、ご心配いただきました皆様に感謝申し上げます。

    今回、行政からの指導が入るという大事になってしまったことに少し驚くとともに、企業としての認識不足を痛感しております。当初は思いの強さゆえに何かできることを、と取った行動でしたが、他にとれる対応があったのではないかと今は思いを巡らしております。取材に来られた記者さん曰く、公的許可を受け運営している施設として発信する情報はよほど精査しないといけないとの指摘に、現在の社会が会社の大きさに関わらず、たとえ小さな企業でも一流企業と意識を一にし、しっかりと様々なことに注意を払い日々の事業に取り組まなければいけないのだと実感いたしました。

    ロシアとベラルーシの振る舞いに対して強い憤りを覚えます。ただ、ロシアやベラルーシの皆さんに罪はなく、宿泊拒否宣言がそれを糾弾するためには間違った手法ということは否定できません。なので、遠くかの地で起こることに対して何をできるのか、何をすれば戦争が少しでも早く終わるのか、日本人として・人間としてどんな風にこの戦争に関わっていけばいいのか、今回、法律違反という行政指導を受けたことに対し、旅館紅鮎として改めて出来ることを探っていきたいと思います。また、後日、中日新聞紙面で企業名を伏せた形とはいえ当館の行いを指摘する記事を掲載すると伺いました。本来、このような場所で言い訳がましい文章を掲載することは本意ではありませんでしたが、記事の書かれ方により当館の思いを曲解される方がおいでにならないよう、様々な間違った情報が広がらないように、経緯の掲載に関しては記者さんの同意を頂戴した上でご案内いたしました。お読みくださった皆様、ありがとうございました。

    今回の弊社の行いを記事として広く世に問いたいとご指摘くださったことに対し、新聞は社会の公器ということを自認しての行動だと伺いましたので、ぜひ言論の持つ力でロシアとベラルーシが行う戦争・虐殺という現状を少しでも変えていただきたいと切に願います。

    コロナ禍、ウクライナでの戦争、戦争に起因する経済状況の悪化、そして各地で続く地震など、平和産業を提唱する観光の分野には逆風ばかりが吹き荒れます。幸いにもお客様の応援と支えで、なんとか今も営業を続けさせていただいております。そんな中、今回の出来事を機に改めて当館がご宿泊いただく皆様に提供できるものの価値や良さを再検証するとともに、今回のような件に関する企業の立ち居振る舞いをより明確に意識し、今後も旅にお出かけくださる皆様をお迎えしていきたいと思います。時に失敗し、時に立ち止まってしまう小さな頼りない旅館ではありますが、引き続きのご宿泊、ご支援を賜れれば幸いでございます。

    このたびは多くの皆様にご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。

    湖岸の桜
  • 【滋賀県感染回避】しが安心宿泊割引の販売開始

    2022/02/19

    みなさま、こんにちは。久しく更新していなかったお知らせ。いよいよ滋賀県は次のステージに踏み出します。

    今こそ滋賀を旅しよう5」として、1月より滋賀県への旅行促進の割引企画が展開されてきましたが、周辺府県でのまんえん防止措置適用に伴い、県民のみを対象に運用されています。しかし、コロナ対応ステージ悪化の影響でクーポン発券が休止となっています。ただ、コロナ下でも移動や出張など、社会活動をしかねればならない方への支援策として、次のような取り組みが発表されました。

    https://www.biwako-visitors.jp/feature/detail/anshin/

    この取り組みでは、 職場や家庭での感染回避を目的に、一時的に、職場や家庭から離れて宿泊される方々の宿泊に係る経費の一部が支援されます。エッセンシャルワーカーの方々をはじめ、職場や家庭に高齢者・受験生などがおられる方々等で、滋賀県民や県内に就業・通学されている方が対象です。また、当館のすべての宿泊プランに対しての適用が可能です。職場や家庭での感染防止を目的にご利用ください。(一部条件を満たしていないものは適用不可)

    宿泊対象期間 : 2022年2月15日(火)~2022年3月31日(木)(4月1日チェックアウト)

    ※利用には県内コンビニで販売している専用の「利用券」が必要です。(コンビニ券番号「0259278」)

    ■ 対象者は次のすべての条件を満たす方

    ① 滋賀県在住者または通学・通勤者 ② 新型コロナウイルス感染症の陽性者または濃厚接触者でない方 ③ 家庭内や職場内での感染回避のため、一時的に県内宿泊施設を利用しようとする方

    ■そのほか

    ※コンビニで「利用券」を購入し、当施設が指定する予約方法で、宿泊予約を行ってください。※チェックイン時に利用券を提示していただくことで、宿泊代金を割引きします。※チェックイン時には、コロナ感染の恐れのある行動や症状の無いこと等を申告する「確認書兼同意書」の提出が必要となります。

    ====

    過去にインフルエンザが大流行した際、年間の死者は1万人を超えていました。それでも、学校単位や会社単位でのお休み等で、社会全体が規制の対象になる事はありませんでした。現在の医療システムや法制度では同じようにはいきませんが、手洗いうがいの徹底、こまめな消毒、体調管理で感染を防げる程度にまで変化してきたコロナウィルスは、正しく怖がる病気となっています。マスコミ等では、モデルナは副作用が大きい、重傷者が増えた、陽性者が増えたと不安をあおる報道が続きます。また、医療関係者は一般の方以上に行動制限が強く、いつまで制限された生活を送らないといけないんだと悩まれる方も多くあるようです。

    もちろん旅行にはリスクが伴います。ただ、100%感染を防ぐには誰とも接点を持たないこと以外に方法はなく、一番は正しく怖がり、正しく対応することだと、旅館紅鮎は考えます。まだまだ積極的にお出かけくださいとは言いずらい状況ですが、心の健康と体の健康のちょうど良い間合いを探して、これからも気長にコロナとお付き合いしていきましょう。県外の方でも、滋賀県にご縁がある方は使っていただける良い制度です。ぜひ、ご活用ください。