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月: 2021年9月

  • 【緊急事態宣言の延長について】

    2021/09/08

    皆様こんばんは。(おはようございます、こんにちはの方にも) 緊急事態宣言が延長されました。滋賀県は、三日月知事がそれ以前に延長を国に申し出たので、間違いなく延長になることにはなっていたのですが、それでもなかなかショックです。とはいえ、いつもすること、毎年のことは続けております。今年もちゃんと夏の暑い日に塩切したニゴロブナを社長が丁寧に漬け込んでいました。以前は、ちょうど年末年始に実家に帰ってくる親戚にと出したものですが、「鮒ずしなんて」という世代も増え、年々珍味としての性格を増しているように思います。今でもそうですが、お乳の出ないお母さんには鮒の味噌汁を、具合の悪い妊婦さんには鮒ずしを食べさせたりします。お腹の調子が悪い時にも最適。発酵の力ってすごいなぁと感じる瞬間です。

    ついつい話が逸れました。緊急事態宣言延長とはなりましたが、当館でのおもてなしはこれまでと変わりません。宿泊施設のため【食事の提供時間制限やアルコールの提供に制約はありません】ので、安心してお出かけください。また、【滋賀県民割のクーポンを既にお持ちで、緊急事態宣言前に予約済みの方の割引も適用可能】です。ただし、食事利用の方に関しては、他の飲食店様同様、制限が掛かりますのでご注意ください。(お食事場所が別会場となります。)

    終わりの見えないコロナですが、緊急事態宣言慣れ、まん防慣れが言われております。おもてなしが変わらないとはいえ、当館の衛生管理体制も変わりません。事前の体調確認や入館時の検温、37.5度の発熱がある場合の入館お断り、館内公共スペースでのマスク着用、こまめな消毒、換気などなど。ワクチンを2回お済みの方でも、コロナに感染する可能性はあります。そればかりか、コロナウィルスを運んでしまう可能性もあります。どうぞこれまで同様にご注意ください。

    旅館紅鮎は、コロナを理解し、旅にはリスクが伴うことを理解し、お互い様・おかげさまをご理解・体現くださる皆様のご来館でなんとかこれまでの無事を保っております。引き続き、しっかりと正しくコロナを怖がることを前提に、できる限りいつも通りに皆様をお迎えし続けたく思っております。景色の移り変わり、食材の季節変わり、来訪する鳥たちの様子。人間界が右往左往するほど自然界は戸惑っていないように思います。改めて、人間が自然の一部であることと、小さな池の中で大騒ぎを続けていることに少しおかしさも感じながら、医療関係者の皆様には少しでもご迷惑をおかけしないように気をつけつつ、できる限り普段通りに毎日を繰り返していければと思います。

    どうぞ皆様それぞれに、まだしばらく続きそうなコロナと上手な付き合い方を探してまいりましょう。