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【大浴場露天風呂について。その後のこと。】

2022/06/20

こんにちは。今日はお知らせがあります。後半は雑感を少々。それにしても久しぶりの投稿となりました。お元気ですか?

【男性大浴場に関するお詫び】

男性大浴場の露天風呂がしばらくの間、ご利用いただけなくなります。申し訳ございません。

数週間前の整備の日に男性大浴場露天用の揚水ポンプが異常を来しました。そろそろ交換だなと思って手配依頼をと思ったのがつい先日。あっという間に異音を出し始めたかと思うと、あっという間に動かなくなってしまいました。普段ならサッと代替品の入荷があってパッと直せるポンプなのですが、なんと半導体不足の影響がここにも。ただの揚水ポンプ(というと聞こえが悪いですね。もちろん大事な大事な機械の一部です。)でさえも、どんなに急いでも入荷に1か月かかるということす。当面の間、男性大浴場の露天風呂がお使いいただけません。入荷次第すぐに修理をいたします。それまでの間は各部屋の露天風呂で尾上温泉の湯をお楽しみください。男性のお客様には大変申し訳ありませんが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

【その後】

プーチン大統領とロシア軍の残虐な戦争行為をどうやったら止められるのか、今でも悩んでいます。

2月24日のロシア軍によるウクライナ侵攻の2日後、ロシア人とベラルーシ人の宿泊拒否を表明しました。4月に入り、中日新聞様より人種差別だとご指摘いただき、県当局から宿泊拒否是正の行政指導を受けました。今思っても、プーチン大統領に非はあれどロシア国民一人ひとりに罪はないと気づけなかったこと、安易に拒否を表明してしまったことに対して深く反省しています。申し訳ありませんでした。ただ残念ながら、行政指導以降も戦争はまったく終わる気配を見せず、ウクライナでの戦争のマスコミでの扱いはマンネリ化し、「ペンは剣よりも強し」という言葉はすっかりと影を潜めてしまいました。主権国家が自分の理屈で別の主権国家に侵攻し、そこの国民を殺すことを世界中が止められない現実。あの後、旅館としてウクライナ支援の寄付を行いました。ウクライナの子供たちの未来を考えるとき、今後も定期的に支援を続けていかなければと考えています。騒動のさなか、ロシアを擁護する方から過去のアメリカの侵攻に対する非難や欧米社会の意見しか聞かない日本のことを教えていただきました。そしてあの後、色々いっぱい考えるのですが、過去のことや民族のこと、世界情勢のこと、どんなことを踏まえても、今回ロシアが行っている侵攻は、いわば「人の家に土足で上がって自分の持ち物にする」という行為で、正当化できません。そしてその結果、コロナ禍の経済停滞と相まって、ボイラー部品の流通が滞るという事態が起こっています。戦争が原因じゃない、供給国のロックダウンの影響だなどなど色々な意見がありますが、やっぱりどうして、人を殺める戦争行為は「悪」以外の何物でもなく、少なからず世界に影響を及ぼしていることは否定できません。コロナウィルスとは共存せざるを得ないけれど、戦争とは共存したくありません。早く心の底から楽しんで旅行が出来る日が戻ってきてほしいです。ポンプが直るころには戦争が終わってくれていますように。

徐々にですが、発信を元に戻していこうと思います。引き続き「旅館紅鮎」をよろしくお願いいたします。

大浴露天風呂(女性)

眺望抜群の露天風呂です。