こんにちは。オミクロン株の急拡大、すごいですね。前々から言われていたことですが、第6波到来です。一気に増えていく様を見ると、分かっていても怖くなるのが人の気持ち。そんな感じでしょうか。重症者やお亡くなりになる方が少しでも減らせると良いなと祈るばかりです。
さて、そんな中ですが、1月12日(水)から「今こそ滋賀を旅しようキャンペーン第5弾」が始まりました。第4弾と違い、ワクチン検査パッケージの適用を条件とした取り組みとなり、これまでは県民であることの所在確認だけで良かった条件がワクチンを接種済と改められました。(1/12現在は滋賀県民限定) しっかりとコロナと向き合いながら出来る限り通常の暮らしに近い生活を送っていこうという、滋賀県政の強い気持ちの表れと捉えています。県の方針を決めてくださる皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
前々から「旅館紅鮎」としてお知らせで発信してきた内容の繰り返しになりますが、私たちはコロナウィルスを自然の一部と考えており、ワクチンによって抑え込めるものだと思っていませんし、100%罹患を防げる方法はないと考えています。これまで私たちは何を改善できたでしょうか。新たな対策を思いつけたでしょうか。基本的な衛生管理と隔離、そして人流抑制。偉いお医者さまたちは何の解決策も明示できないまま、現場の医療従事者に負担を押し付け、行動制限や医療のひっ迫は何ら改善されないまま2年が経とうとしています。重要になったことは2点。かかった時にどうするか、かかってはいけない人に移さないようにするにはどうするか。
生きることにはリスクが伴います。途上国の水道のない地域では未だに赤痢やコレラが死に至る病として知られています。衛生観念の高い日本はたまたまそんな状況を早く抜け出せましたが、交通事故、ぜいたく病といわれる病からの急死、天災。色々な偶然で生かされ、色々な偶然で一生を終える現実は変わりません。不要不急の家族との旅行も、例えば余命3か月の方にとっては必要急用かもしれません。色々なことを理解した上で、マスクの着用、毎日の検温、定期的な消毒など最低限の衛生管理をしっかりと行い、症状が軽症で済むと言われるワクチンを接種し、出来る限りいつもの生活をすることが、2年経ったこれからの暮らしだと考えます。
とは言え、クラスターが出たら、陽性者が出たら、そんな心配は尽きません。だって、コロナはすごく身近な感染症になっているのですから。おうちから出ないことも選択です。ワクチン接種をしないことも選択です。私たち人間の良いところは、他の人に移したくないという思いやりを皆変わらず持っているといういことです。他者との違いを認め、いろいろな制約と条件の中で出来ることを出来るだけ精一杯、それぞれがすればよいと思います。○○地域からは受け入れません、そんな自分中心の考え方にだけはなりたくないなと思います。ワクチン接種証明書または陰性証明書の提示義務付けは、そんなお互いの心配を少しでも軽減する取り組みだとお考えくだされば幸いです。(その他、コロナ対策は過去のお知らせをご覧ください。)
どこにいたって、どんなに頑張ったって、コロナになってしまう時はあります。だからお客様と一緒に考え、一緒に悩んで、一緒に解決するしかない。旅館紅鮎はそんな考え方に賛同してくださる皆様のお出かけをお待ちしています。