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【旅館紅鮎の思いと今後の活動】

2022/04/16

 このたびは、当社公式ホームページにて「ロシア人、ベラルーシ人への宿泊受け入れ停止」を表明した件につきまして、たくさんの皆様にご迷惑とご心痛をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。

 旅館業を営むものとして、いかなる理由があろうとも旅館業法に定められた規定を遵守すべきであることを再認識する出来事となりました。 しかしながら当社としましては、2022年2月24日に始まったロシアのウクライナへの「軍事侵攻」は断じて許されるべきでないという立場を崩しておりません。 私どもがその一端を担う観光業は平和の上に成立していることもあり、国際平和を希求する思いは日に日に強くなるばかりです。

 今回の件で当館へと寄せられた一連のご意見などを集約し、あらためて「私たちが今できること」を熟考した結果、売り上げの一部を公益財団法人 日本ユニセフ協会を通じてウクライナの支援に寄付することといたしました。加えてフロントに募金箱を設置し、来館いただいたお客様からも寄付を募りたいと考えております。

 今回の旅館業法違反についての報道に際し、寛容にもアドバイスを下さった皆様、厳しいお叱りの言葉をくださった皆様、そして何よりも平和を求めて悩みメール等の声を届けてくださった皆様に心より感謝申し上げます。 ありがとうございます。

 湖岸では「のうるし」が時期を迎えております。花言葉は「控えめ」。何事も地道に一つ一つ前に進めていきたいと思います。今後とも「旅館紅鮎」をどうぞよろしくお願いいたします。

 旅館紅鮎 店主敬白

湖岸ののうるし
春の風物詩です。